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大学授業のパラダイム転換
ICT時代の大学教育を創る
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加藤幸次/著
定価:本体3600円+税
A5判・上製/191頁
発刊日 2014年2月1日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01893-2
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長年にわたるアメリカの大学院体験、および日本での大学教員体験を踏まえ、今、実現すべき、ICT時代の大学教育のあり方、学習環境のあり方などについて詳述。従来の一方向的な知識伝達を目指す講義式授業にとらわれない双方向的な大学授業モデルを提示する本書は、大学授業の質的転換を目指す大学関係者必読の書。
こんな方にオススメ |
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・ICT時代の大学にふさわしい授業のあり方を模索している大学関係者。 ・多様な学生一人ひとりの個性的な成長を願って、日々の授業改革を目指している先生方。
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目 次 |
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第1章 学生たちは、どんな授業を「良い授業」と考えているのか 1 静かに教師の講義を聞く時代は、とうの昔に終わっている 2 このコースの「シラバス」から振り返り、反省する 第2章 教師と学生による双方向的な「参加型・参画型」授業を創る 1 成熟期の大学にふさわしい授業のあり方を構想し、大きく構える 2 新しい授業づくりのための方略 3 5つの「参加型」講義モデルを創る 4 5つの「参画型」演習モデルを創る 5 どのように現実の教育課程に位置付けるべきか 第3章 構築主義をベースにして、新しい教授学を構築する 1 学生への目線を改めることから始める 2 知識への見方・考え方を改めることからすべては始まる 3 「足ががり」を得て、自分なりに知識を創造するのは「私」自信である 4 ガイダンスを通して、統合する「私」を支援する 5 教師の役割は講義するだけでなく、学生の探究活動を支援することである 第4章 学習者の主体性、創造性を育てる新しい教授学を構築する 1 そもそも、学習に主体的、創造的にかかわるとはどういうことなのか 2 「なぜ、どうして」と問うことが学習者の主体的、創造性を育む 3 「学習課題づくり」を主体的、創造的に行う 4 「ポートフォリオ評価」は活動全体の姿を反省する機会を提供する 第5章 ICT時代にふさわしい、豊かで多様な学習環境を用意する 1 「マン・トゥ・マン」システムから「マン・トゥ・エンヴァイロメント」システムへ 2 「図書館」「学生食堂」から学部・学科所属の「学習センター」へ 第6章 課題探究活動を導「学習ガイド(学習計画表)」を作成する 1 教材ではなく、「学習材」という概念を作り出す 2 「学習材」という概念で、探究活動のための学習環境を構成する 3 自力による探究活動を導く「学習ガイド」を作成する 4 セット化された「学習パッケージ」も作成する 5 「参画型」演習に、契約学習という概念を導入する 第7章 「参加型・参画型」授業のためのシラバスはどうあるべきか 1 何を目指して、シラバスを作るべきか 2 講義式授業を改革する方向につながっていない 3 シラバスは「適切な緊張感を醸し出す」媒体である 第8章 学生たちは果敢に挑戦する、自分らしい「コース・シラバス(授業計画案)」を作成しよう 1 アメリカの大学の「シラバス」について検討する 2 「参加型」講義のための『コース・シラバス(Course Syllabus)』を作る 3 「参画型」演習のための『コース・シラバス』を作る 4 教師自身が主体的、創造的な挑戦者でなければならない
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著者紹介 |
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加藤幸次
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1937年、愛知県に生まれる。 名古屋大学大学院、ウィスコンシン大学大学院終了。 現在:上智大学名誉教授、前名古屋女子大学教授、日本個性化教育学会会長、グローバル教育学会顧問、アメリカ教育学会会長、社会科教育研究センター長。
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